音階(周波数)と鳥の鳴き声

綺麗なサイン波の音階サンプルがなかったので、作ってみました。
WaveGeneを使わせて頂きました。

このページは長さ1秒、レベル-6dBで44.1kHz/16bits Monaural のWAVファイルです。

こちらには96kHz/24bits Stereo の音源のWAVファイルがあります。

鳥の鳴き声などの音程を比較してみました。。

• C0〔ド〕 16.35Hz
  普通のスピーカーシステムではまず聞こえません。
• C#0〔ド#〕 17.32Hz
  
• D0〔レ〕 18.35Hz
  
• D#0〔レ#〕 19.45Hz
  
• E0〔ミ〕 20.60Hz
  
• F0〔ファ〕 21.83Hz
  
• F#0〔ファ#〕 23.23Hz
  
• G0〔ソ〕 24.50Hz
  
• G#0〔ソ#〕 25.96Hz
  
• A0〔ラ〕 27.50Hz
  ピアノの鍵盤の左端最低音。
• A#0〔ラ#〕 29.14Hz
  
• B0〔シ〕 30.87Hz
  
• C1〔ド〕 32.70Hz
  
• C#1〔ド#〕 34.65Hz
  
• D1〔レ〕 36.71Hz
  
• D#1〔レ#〕 38.89Hz
  
• E1〔ミ〕 41.20Hz
  
• F1〔ファ〕 43.65Hz
  
• F#1〔ファ#〕 46.25Hz
  
• G1〔ソ〕 49.00Hz
  
• G#1〔ソ#〕 51.91Hz
  
• A1〔ラ〕 55.00Hz
  ファゴットの最低音
• A#1〔ラ#〕 58.27Hz
  
• B1〔シ〕 61.74Hz
  
• C2〔ド〕 65.41Hz
  チェロの最低音
• C#2〔ド#〕 69.30Hz
  
• D2〔レ〕 73.42Hz
  
• D#2〔レ#〕 77.78Hz
  
• E2〔ミ〕 82.41Hz
  
• F2〔ファ〕 87.31Hz
  「大文字Ｆ」、モーツアルト魔笛の高僧ザラストロの最低音
• F#2〔ファ#〕 92,50Hz
  
• G2〔ソ〕 98.00Hz
  ヘ音記号の第１線
• G#2〔ソ#〕 103.83Hz
  
• A2〔ラ〕 110.00Hz
  ヘ音記号の下の方のラ
  ウシガエル。
• A#2〔ラ#〕 116.54Hz
  
• B2〔シ〕 123.47Hz
  
• C3〔ド〕 130.81Hz
  下のド。ヴィオラの最低音。
• C#3〔ド#〕 138.59Hz
  
• D3〔レ〕 146.83Hz
  
• D#3〔レ#〕 155.56Hz
  
• E3〔ミ〕 164.81Hz
  
• F3〔ファ〕 174.61Hz
  
• F#3〔ファ#〕 185.00Hz
  
• G3〔ソ〕 196.00Hz
  ヴァイオリンのG線開放最低音。
• G#3〔ソ#〕 207.65Hz
  
• A3〔ラ〕 220.00Hz
  
• A#3〔ラ#〕 233.08Hz
  オーボエの最低音。
• B3〔シ〕 246.94Hz
  
• C4〔ド〕 261.63Hz
  真ん中のド。
• C#4〔ド#〕 277.28Hz
  
• D4〔レ〕 293.66Hz
  
• D#4〔レ#〕 311.13Hz
  
• E4〔ミ〕 329.63Hz
  ミゾゴイの「ウー」
• F4〔ファ〕 349.23Hz
  ツツドリの「ボーボー」
• F#4〔ファ#〕 369.99Hz
  
• G4〔ソ〕 392.00Hz
  キジバトの「ポッポー」
• G#4〔ソ#〕 415.30Hz
  フクロウの「ホー」
• A4〔ラ〕 440.00Hz
  基準音 チューニング音叉、時報など
  キジバトの「デッデー」
• A#4〔ラ#〕 466.16Hz
  
• B4〔シ〕 493.88Hz
  
• C5〔ド〕 523.25Hz
  上のド
• C#5〔ド#〕 554.37Hz
  
• D5〔レ〕 587.33Hz
  
• D#5〔レ#〕 622.25Hz
  
• E5〔ミ〕 659.26Hz
  
• F5〔ファ〕 698.46Hz
  ト音記号の第５線。中学生の合唱曲ではソプラノパートでここまで。
  カッコウの「コウ」(長３度/短３度)
• F#5〔ファ#〕 739.99Hz
  
• G5〔ソ〕 784.00Hz
  
• G#5〔ソ#〕 830.61Hz
  カッコウの「カッ」(短３度)
  オオハクチョウの「コオーッ」
• A5〔ラ〕 880.00Hz
  カッコウの「カッ」(長３度)
• A#5〔ラ#〕 932.33Hz
  
• B5〔シ〕 987.77Hz
  
• C6〔ド〕 1046.50Hz
  ウグイスの「ホー」(個体差が大きく、もっと高いのもいる)
• C#6〔ド#〕 1108.73Hz
  
• D6〔レ〕 1170.66Hz
  
• D#6〔レ#〕 1244.51Hz
  
• E6〔ミ〕 1318.51Hz
  
• F6〔ファ〕 1396.91Hz
  「3点F」モーツアルト魔笛の夜の女王のアリアの最高音。
• F#6〔ファ#〕 1479.98Hz
  アカショウビンの「ひゅるひゅるひゅる」の終わり。
• G6〔ソ〕 1567.98Hz
  ハシブトガラスの「アア〜」。
• G#6〔ソ#〕 1661.22Hz
  
• A6〔ラ〕 1760.00Hz
  オーボエの最高音。
  ホトトギス。
• A#6〔ラ#〕 1864.66Hz
  トラツグミ(A6〜E7ぐらい、個体差あり)。
  クマゲラ。
• B6〔シ〕 1975.53Hz
  アカハラの最低音、ここからB8あたりまで2オクターブを様々な組み合わせで使う。 スペアナで見ると、あらためてツグミ属の音域の広さと音階の豊富さに驚く。 クロツグミはもちろん凄いが、アカハラも負けていない。
  チゴハヤブサの基音、倍音の方が強め。
• C7〔ド〕 2093.00Hz
  クロツグミはこの辺りからC9まで2オクターブと実に広い音域を自在に使いこなして歌う。
  ウグイスの「ホケキョ」(個体差が大きく、もっと高いのもいる)
  アオゲラの「キョッ」。
  ノスリの「ピュー」。オオタカ・ハイタカより低い。
• C#7〔ド#〕 2217.46Hz
  アカショウビンの「ひゅるひゅるひゅる」の始まり。次第に5度ぐらい下がって終わる。
  (虫)ケラ。
• D7〔レ〕 2349.32Hz
  オオルリの低音。ここからD#8あたりまで1オクターブちょっとある。
• D#7〔レ#〕 2489.02Hz
  スズメのチュンチュン。
  コチドリの「ピュピュピュピュ」
  (虫)カンタン。
  (虫)クツワムシの基音。キリギリス科の唯一の例外で低い(非常に多くの倍音を含みます)
• E7〔ミ〕 2637.02Hz
  オオタカ。
• F7〔ファ〕 2793.83Hz
  (虫)エゾハルゼミ。
• F#7〔ファ#〕 2959.96Hz
  ウソの「フィ」。
  クロジの歌い出し。
  アカゲラの「ケッ」。
• G7〔ソ〕 3135.96Hz
  コガラの囀り低音部。
  イカルはG7を中心に上下3〜4度、ほぼ1オクターブ。
  コチドリの「ピューゥ」3度ぐらいE7あたりまで下がる。
• G#7〔ソ#〕 3322.44Hz
  カワラヒワの「ギュイー」。
  ルリビタキの「ルリビタキだよっ」。
  ビンズイの基音(これにオクターブ上の倍音が強く混じる)。
• A7〔ラ〕 3520.00Hz
  ピアノの白鍵右から3つめのラ。
  シジュウカラの基音はこの辺り。
  センダイムシクイの「グイ〜ッ」。
  チゴハヤブサの「キッキー」。
• A#7〔ラ#〕 3729.31Hz
  コルリの囀り(メイン部分)。
• B7〔シ〕 3951.07Hz
  キビタキの囀りはこの音を中心に上下４度ぐらい。オオルリと並ぶオクターブ歌い手。 チゴハヤブサの倍音、この倍音の方が強め。
• C8〔ド〕 4186.01Hz
  ピアノの鍵盤の右端最高音。ピッコロの最高音。
  メジロ。
  ノジコの低い音。
  (虫)スズムシ。(虫)エンマコオロギ(倍音、3倍音が強い)。
• C#8〔ド#〕 4434.92Hz
  メボソムシクイ。
  ミソサザイ。
• D8〔レ〕 4698.64HzHz
  ヤマガラのピーツツピーの低い(ピー)方。
• D#8〔レ#〕 4978.03Hz
  オオルリの高音。
• E8〔ミ〕 5274.04Hz
  エゾムシクイの三拍子の低い音。
  マツムシ(虫)。
• F8〔ファ 〕 5587.65Hz
  ヒガラのツピツピツピ。
• F#8〔ファ#〕 5919.91Hz
  コルリ(チンチンチンの前奏部分)。
  ノジコの高い音。
  クロジの後半装飾音。
  カワセミ。
  (虫)コオロギ。
• G8〔ソ〕 6271.93Hz
  コガラの囀り中音部。
  エゾムシクイの三拍子の真ん中の音。
• G#8〔ソ#〕 6644.88Hz
  キセキレイ。
  エナガ。
  (虫)カネタタキ(13kHz付近に強い倍音)。
• A8〔ラ〕 7040.00Hz
  シジュウカラの倍音はこの辺り。
  センダイムシクイの「焼酎一杯」。
  キクイタダキ。
• A#8〔ラ#〕 7458.62Hz
  
• B8〔シ〕 7902.13Hz
  コガラの囀り高音部。倍音の少ない澄んだ音。
  アカハラの高音部、B6から2オクターブに渡る。アカハラやクロツグミは音域が広いため、こんな高音を出している印象はあまりないのだが、人間で言うならメゾソプラノからコロラトゥーラの領域まで歌える歌手のような存在。
  シメの地鳴き「ピチッ」。
• C9〔ド〕 8372.02Hz
  クロツグミはC7からC9まで2オクターブと広い。
  ヤマガラのピーツツピーの高い(ツツ)方。
  エゾムシクイの三拍子の高い方の音。コガラと違って硬い音に聞こえるのは、高調波を含んでいる為だろう。しかし可聴域外の倍音が音色に影響を与えているのか？という疑問はいまだによく分からない。
  ヤブサメの「シーシー」。C9〜C#9で、言われるほど高くはない。おそらく単音で他の音程との組み合わせではないため聞きにくいとされるのだろう。スペアナで見ると強めの倍音も含んでいるので、20kHz付近まで聴力のある若者なら、少し違って聞こえているのかもしれない。
  ヒガシキリギリス(虫)。キリギリス科の虫の音はどれも年寄りには辛いですが、この辺りまでならなんとか聞こえます。
• C#9〔ド#〕 8869.84Hz
  
• D9〔レ〕 9397.27Hz
  
• D#9〔レ#〕 9956.06Hz
  
• E9〔ミ〕 10548.08Hz
  
• F9〔ファ〕 11175.30Hz
  現在の私の聴力は確実なのがD9〜D#9、無理してこのF9辺りが限界。
  音量が極端に大きければ、次のF#9〜G9まで聞こえることもあるのだが。
• F#9〔ファ#〕 11839.82Hz
  ハヤシノウマオイ(虫)
  最近、ウマオイの声を聞かないなあ、環境の変化で激減したのかなあ…と思っていたら、じつは耳が聞こえなくなっていただけでした。秋の草叢で録音して波形をみるとたくさん居ます。
• G9〔ソ〕 12543.85Hz
  
• G#9〔ソ#〕 13289.75Hz
  カネタタキの倍音
• A9〔ラ〕 14080.00Hz
  
• A#9〔ラ#〕 14917.24Hz
  
• B9〔シ〕 15804.27Hz
  
• C10〔ド〕 16744.04Hz
  
• C#10〔ド#〕 17739.69Hz
  
• D10〔レ〕 18794.55Hz
  ツユムシ（虫）。若者でなければまったく聞こえません。
• D#10〔レ#〕 19912.13Hz
  ヒト(若)の可聴域
• E10〔ミ〕 21096.16Hz