Kazz's FieldNote

野帳 〔2011年05月27日(金) の鳥見のーと〕

<< 05/10 05/11 05/13 05/14 05/18 05/20 05/26 05/27 05/31 06/01 06/03 06/06 06/07 06/08 06/09 >>
elapsed barelapsed barelapsed bar elapsed=496.03 msec
Validation icon Another html lint
このサイトはいかなる特定のブラウザの実装も推奨しません。 しかし、w3c (X)HTML規格には比較的忠実です。
八戸の潮位グラフ 2011/05/27
本日の潮位表
鹿角の気象グラフ 2011/05/27
amedas
潮位と気象のデータは気象庁発表のものをgnuplotでグラフ化しています。データの著作権者は気象庁です。

皮投岳・五ノ宮岳山麓 9:00〜12:30

これまで何度か花輪盆地を取り巻く山々の上空に、トビでもなくノスリでもなくオオタカにしては明らかに大きく見え、もしかして……、と感じてはいたのですが、遠すぎてクマタカと同定もできずにいました。
今日は猛禽の定点観測をされているベテランウォッチャーの方にお誘いをうけてでかけました。
30年以上前には植物観察や沢登りルート探索でよく歩いた林道なのですが、当時は鳥には興味ありませんでした。
かなりデリケートな時期と思われるので場所は詳しく書きません。花輪盆地の東に連なる皮投岳五ノ宮岳の大きな山塊の周囲のどこかです。

01.ハヤブサ [Falco peregrinus] (♂1♀1)

まるでトビのように円を描きながら上昇気流に乗って長時間滑空していました。こんなのんびり飛ぶハヤブサなんて見たことありません。
その後、クマタカが現れると執拗にモビングを繰り返していました。モビングを受けるハヤブサは度々見ていましたが、するハヤブサと言うのは大迫力です。

04.ハイタカ [Accipiter nisus] (1)

鹿角ではハイタカ属はあまり多くなく、特にオオタカは見る機会は少ないようです。こちらに来てからツミは初見、ハイタカは2〜3度目、オオタカは未だ、トビ・ノスリはいつでもどこでも。

05.クマタカ [Spizaetus nipalensis] (♂若1♂1♀1)

谷間で待つこと暫し、尾根を隔てた向こうの谷から、稜線上に飛び出してきました。
う……、美しい。写真を撮るのも忘れて見蕩れてしまいました。
最初、左初列風切に欠落のある若い♂が、その後遠い別の尾根の方から番と思われるのが、求愛ディスプレイのような行動も。
クマタカの写真 クマタカの写真 クマタカの写真 クマタカの写真 クマタカの写真 クマタカの写真
クマタカの写真
ハヤブサ夫婦に激しくモビングされた後、2羽は1400mほど先の尾根のアカマツに約1時間弱停っていました。遠すぎて私のカメラではとても届きませんでした。
その他の小鳥類は特に探鳥していませんが気の付いたものだけ。



<< 05/10 05/11 05/13 05/14 05/18 05/20 05/26 05/27 05/31 06/01 06/03 06/06 06/07 06/08 06/09 >>