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Kazz's FieldNote
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野帳 〔2011年05月18日(水) の鳥見のーと〕 |
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**05月18日
鹿角の気象グラフ 2011/05/18
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八幡平の気象グラフ 2011/05/18
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潮位と気象のデータは気象庁発表のものをgnuplotでグラフ化しています。データの著作権者は気象庁です。
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八幡平切留平〜折ヶ島沢 10:40〜12:50
大沼付近はまだちょっと早いかな？と思われたので、切留平から折ヶ島沢林道を少し歩いてみました。標高650mほどで大沼より300m低いです。
ブナやミズナラが薪炭材として切り出され入植地で放牧が行われていた様子が幼い頃の私の記憶にあります。その後一過性のブームで分譲別荘地やスポーツ施設などができたものの、日本中どこにでもある凡庸な別荘地の風景になってしまいました。
かつては野草観察で訪れた辺りも区画造成されてソメイヨシノが咲いているふざけた光景も見られます。分譲地のパンフレットには「樹齢50年のブナの自然林に囲まれ…」。そんな樹齢の揃ったのが自然林などであるはずもなく。
かつては野草観察で訪れた辺りも区画造成されてソメイヨシノが咲いているふざけた光景も見られます。分譲地のパンフレットには「樹齢50年のブナの自然林に囲まれ…」。そんな樹齢の揃ったのが自然林などであるはずもなく。
奥に分け入ると、もはや秋田杉とは呼べない殺風景な杉造成林、そして残された広葉樹の２次林は妙に林冠が疎く、林床には笹が多く、かつての原生林の面影は、おそらくもっともっと奥へ。
折ヶ島沢は浅く開けていながら氾濫の跡がありません。上流はブナ貯水池がまだ健在なのでしょう。
折ヶ島沢は浅く開けていながら氾濫の跡がありません。上流はブナ貯水池がまだ健在なのでしょう。
ミズバショウが至る所に咲いて(蔓延って？)います。こんなに多い場所じゃなかったような？これも樹相と関係あるのかもしれません。
ブナの芽吹きがちょうど始まっています。ミズナラはもう少し後でしょうか。おそらく数日を待たず緑に包まれるでしょう。北国の短い春は日一日と変わります。
ブナの芽吹きがちょうど始まっています。ミズナラはもう少し後でしょうか。おそらく数日を待たず緑に包まれるでしょう。北国の短い春は日一日と変わります。
キベリタテハ [Nymphalis antiopa]
名前を知らなくて、帰ってから図鑑で調べました。高山性で晩夏に発生、成虫越冬とのこと。
キタテハ [Polygonia c aureum]
フキノトウ [Petasites japonicus] に停っていました
エンレイソウ [Trillium smallii]
向こう側から光を受けて葉脈が面白かったので
01.ヒガラ [Parus ater]
一番多く聞かれる囀りですが、コメツガやオオシラビソと違ってスギ林では姿はなかなか見つけられません。
04.コマドリ [Erithacus akahige] (と思われる声)
たぶん……、あまり自信はありません。
05.アカゲラ [Dendrocopos major]
ドラミングが大きく響き渡っていたので、傍の木をいくら探しても見つからず。気がついたら「エッ？あんなに遠くから」。
09.コサメビタキ [Muscicapa dauurica]
複雑な声で鳴きます。でも私はなぜか鳴き声の印象が薄くて思い出せなくなってしまいます。これといったパターンがないし、他の鳥の鳴き真似っぽいからでしょうか？
11.エゾムシクイ [Phylloscopus borealoides]
大好きな声です。心が弾む歌声です。
「ことりのさえずり」サイトによると『春の声』だそうで。私にはこの３拍子のさえずりがヨハン・シュトラウスのワルツに重なって聞こえます。
「ことりのさえずり」サイトによると『春の声』だそうで。私にはこの３拍子のさえずりがヨハン・シュトラウスのワルツに重なって聞こえます。
12.メボソムシクイ [Phylloscopus borealis]
声だけは確認しましたが……。
この辺りの標高はエゾ、メボソの棲息領域が重なるのでしょうか。それとも、もっと高地に移動する途中か？
この辺りの標高はエゾ、メボソの棲息領域が重なるのでしょうか。それとも、もっと高地に移動する途中か？
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