Kazz's FieldNote

野帳 〔2011年07月02日(土) の鳥見のーと〕

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八幡平切留平〜小折ヶ島沢 10:55〜12:40

時間はあまりなかったのですが、小折ヶ島沢沿いを歩いてみました。
切留平別荘分譲地では麓の市街地と同じブトガラスにハクセキレイ。本来あった高原の環境など欠片もなく、かといって里山の豊かな管理の行き届いた環境でもない。いったいこれは何と表現すべき?と思いながら歩き始めます。
通り過ぎて、沢沿いの荒れた林道に踏み込んでいくと、すぐに植物相、鳥相が変わってきます。
浅い沢沿いの道をオオルリの声を聞きながら数百mほど辿ると、急に斜面が開けて放置され荒れた古い放牧地跡に出ます。昔はヤナギランの大群落があった記憶がありますが。
高原状に開けていても見た目以上に傾斜があるので、沢は激しい瀬音を立てて流れ下っています。長沼付近のブナ林と高層湿原が源流になっています。

08.オオルリ [Cyanoptila cyanomelana]

瀬音に負けず囀りを楽しませてくれました。毎度毎度、姿は見えないのはお約束。

11.チゴモズ [Lanius tigrinus] (?)

遠くて、正直あまり自信はありません。でも、明らかにタダモズとは違って見えました。
遠い高い木の梢に。幼鳥のような感じがしました。更に付近に2羽ほど気配がありました。時間切れでそれ以上探索できず悔しさを残しながら下山。時間の余裕のあるときにまた会いに行きたいです。

12.ハイタカ [Accipiter nisus]

バタバタと重そうな羽ばたきをしていたので、何?と双眼鏡を向けると獲物を抱えていました。
遠すぎて識別はかなり困難。ハイタカ属 [Accipiter] の何かまでは現地では特定できません。
でも、スリムな長い尾と、後から写真を拡大して数えた翼指からハイタカだと思います。
ハイタカの写真 ハイタカの写真
先日、八幡平ビジターセンターの桜井さんが大谷地に行った際に、菰ノ森の斜面で猛禽(種不明)を見たとおっしゃっていました。この場所は菰ノ森から北面の池沼群と笹の斜面が点在する深い森を1.5kmほど下った位置になります。意外と近いのです。

13.アマツバメ [Apus pacificus]

獲物を抱えて飛ぶハイタカの周囲を数羽のアマツバメの群が取り囲んでいました。
もしかしてハイタカの犠牲者はその群の一羽だったのかもしれません。



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