Kazz's FieldNote

野帳 〔2011年06月11日(土) の鳥見のーと〕

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八戸の潮位グラフ 2011/06/11
本日の潮位表
鹿角の気象グラフ 2011/06/11
amedas
潮位と気象のデータは気象庁発表のものをgnuplotでグラフ化しています。データの著作権者は気象庁です。

鹿角市湯瀬 9:50〜12:45

今朝はガスがかかって山の稜線は見えませんでした。そのうち薄日がさしてきたものの視界は霞んでよくありません。正午過ぎに猛烈な驟雨。レインパーカは着ても私の光学機材は非防水なので退却しました。

01.ハヤブサ [Falco peregrinus] (♂1♀1雛3)

巣の1m程下の岩棚に灰色の羽が風で揺れているのが見えました。最初、第三雛が落下したのかと思いましたが、なにかの鳥の食べ残しの死骸のようです。ヒヨドリ〜キジバト程の大きさに見えます。
第一雛と第二雛は随分大きくなりました。大きさだけでは成鳥と区別がつきにくいぐらい。
羽ばたきの練習の回数も増えました。巣立ちはもうじきでしょうか。
オスはほとんど狩に出ていましたが、今日は天候のためかあまり成果はないようでした。
メスはアカマツの梢でオスの帰りを待っていましたが、待ちきれなくなったか飛び立って出ていきました。
09:50 ♂1♀1雛3 全員定位置に揃っている。(写真1,2)
10:00 ♂飛び立つ
10:08 ♀移動する。いつも♂から餌を受け渡しする灌木のテラスに。食事をしているようだ。おそらく、ここに餌のストックがあると思われる。第一雛と第三雛は活発に動いている。第二雛は寝ている。(写真3)
10:25 ♀が餌を巣に運んでいく。餌をちぎって与えているようだ。それを見て第二雛も寄ってくる。(写真4,5)
10:38 ♀がいつもの定位置のテラスに戻る。(写真6)
10:40〜11:00頃 第一雛と第二雛は巣の横の一段高いテラスに登り、羽ばたきの真似を頻繁に行う。ちびは下から見上げながら真似をしている。かわいい。(写真7)
11:20 ♀がアカマツの梢に移動する。♂が飛んでいった方(おそらく猟場)を気にしている。(写真8)
12:13 ♀が飛び立つ。♂の行ったのとは反対方向の尾根に消える。
12:35 激しい雨になる。親は帰ってこないが、観察打ち切り撤退。(写真9)
ハヤブサの写真 ハヤブサの写真 ハヤブサの写真 ハヤブサの写真 ハヤブサの写真
ハヤブサの写真 ハヤブサの写真 ハヤブサの写真 ハヤブサの写真
その他

鹿角市石鳥谷 16:15〜16:45

19.(不明)

神社の杉林にハシブトガラスが近づいたときに、キーキーキーという警戒音を聞きましたが、姿は確認できませんでした。
小型猛禽が居るらしいとの話を聞いているので、気になります。
makomo 様 2011/06/13.05:43:08
ハヤブサの観察すばらしいですね。身近にいる環境がうらやましい。
oosato 2011/06/15.08:12:14
makomo様。ご覧いただきありがとうございます。
写真は4/3の300mmを半分程度にトリミングしていますので、35mm換算1200mm相当の画角になります。
これ以上は絶対に近づかないように、そして同じ場所から動かないようにしています。
当然、ハヤブサはこちらの存在に気がついているはずですが、いつも同じ場所でじっと動かないことで、危険な存在と思わせないことが大事だと考えています。



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