Kazz's FieldNote

野帳 〔2010年11月28日(日) の鳥見のーと〕

<< 10/31 11/02 11/03 11/05 11/10 11/16 11/23 11/28 12/05 12/12 12/26 01/12 01/13 01/14 01/16 >>
elapsed barelapsed barelapsed bar elapsed=528.79 msec
Validation icon Another html lint
このサイトはいかなる特定のブラウザの実装も推奨しません。 しかし、w3c (X)HTML規格には比較的忠実です。
東京の潮位グラフ 2010/11/28
本日の潮位表
江戸川臨海の気象グラフ 2010/11/28
amedas
潮位と気象のデータは気象庁発表のものをgnuplotでグラフ化しています。データの著作権者は気象庁です。

清新町緑地 15:25〜16:00

すこしだけ散歩してみました。

06.ジョウビタキ [Phoenicurus auroreus] (♀1)

団地駐車場の生垣からヒッヒッヒッヒッと地鳴きで気がつきました。

07.カワラヒワ [Carduelis sinica]

船堀街道のアキニレ街路樹からチロロロロ……チュィーと聞こえます。

08.アカハラ [Turdus chrysolaus] (1)

キョロンキョロン鳴きながら色づいたソメイヨシノやケヤキの枝を渡っています。

09.シロハラ [Turdus pallidus] (1)

アカハラ同様、まだ地表に降りてこないのでここで越冬する個体か分かりません。

11.ムクドリ [Sturnus cineraceus]

例によって高圧線鉄塔に数百単位で。真下を通るときは爆撃に注意です。

12.ツミ [Accipiter gularis] (2)

キーキーと鳴き声がして植込の陰からキジバト大の鳥が飛び出しました。
カメラはリュックの中なので慌てて出して三脚をセット、やっと数枚だけシャッターが間に合いました。
飛び去る時もう一羽地面からも飛び立っていきました。二羽居たのですね。
脚が幾分華奢に見えますが幼鳥だからでしょうか。
地面にいて見えなかったのが親鳥で狩の教授中だった可能性も…。 しかし、この時期幼鳥はいるのかなあ?
いつ頃生まれた子なんでしょうか。
江戸川区内でツミは案外珍しいようです。 2007年に繁殖例があるようですが2000年以前の目録には載っていません。 じつは10月7日にもこの付近で小型ハイタカ属らしい影を一瞬だけ見ています。
かつて海であったこの一帯が埋立造成から年月を経て、 森林の鳥が住み着くように鳥類相が変わってきたのかと興味があります。
ツミの写真 ツミの写真 ツミの写真

13.ウグイス [Cettia diphone] (2)

こちらもツツジの薮から聞こえる地鳴きで気がつきます。

新左近川親水公園 16:00〜16:10

ボート乗り場付近の水辺のカウントのみ。今日は見渡せる範囲にはいつものヒドリガモのペアが居ません。
背後のスズメやヒヨドリ、シジュウカラ、メジロその他は無視してます。ごめんなさい。
森田 様 2010/12/11.10:36:48
大里さん、こんにちは。いつもお世話になっている森田です。
大里さんのブログを見るたびに、マイフィールドで観察を続ける大事さを痛感します。
上から目線で申し訳ありませんが、野帳の鳥名の後にあるコメントが丁寧で美しく、観察時の風景が目に浮かび
、パソコンの前で一人、空想鳥見を楽しんでいます。
11/28のツミの写真ですが、お腹にある斑が胸で太めの粗い縦斑で、脇にやや粗い横斑があること、喉に1本の
縦斑があることから、おっしゃる通りツミ幼鳥だと思います。ハイタカだと胸から腹は細い横斑で胸、喉に縦斑
はありません。
年末は帰省するので、葛西で初日が見られず残念です。
かなり早いですが、よいお年をお迎えください。来年もよろしくお願いします。
oosato 2010/12/12.11:12:27
森田さん、アカアシカツオドリのレポートには感服しました。
ツミの件、ありがとうございます。なるほど、喉の縦斑ですか。脇腹の横斑もハイタカにしては粗いですね。
とても勉強になります。助かりました。
ツミとオナガの関係はツミの周辺で繁殖しなくなったオナガたちというレポートを見つけました。自然の生態は僅かの期間に変わってしまうものだと、あらためて感じました。
野帳のコメントから情景を思い浮かべていただいているとのこと。百聞は一見に如かずとは言うけれど、逆に百枚の写真より一つの言葉から広がる世界もあります。そこまで読んで感じていただいて嬉しいです。
事情があって、今年いっぱいで故郷に戻ります。北に十和田湖南に八幡平の山並みが見える奥羽山脈北部の盆地です。葛西の鳥見ができなくなるのが残念です。
あちらは葛西に比べたら鳥種はとても少ないです。定番のカラ類とホオジロ、キツツキ類、雪解け時期のアトリ類、初夏の杜鵑類に亜高山帯の夏鳥少々、冬のオオハクチョウぐらいかなと思っています。小川原湖や八郎潟、米代川河口湖沼群あたりまでは遠征するかもしれませんが、葛西にいながら三番瀬にすら一度も行っていないものぐさなのでどうなるか分かりません。ホームページは細々と続ける予定ですので、たまに見てください。
今年中に臨海公園でお会いできるといいのですが、先日鳥類園でお見かけしたのが最後になるかもしれませんね。これからもお元気でご活躍を期待しています。
森田 様 2010/12/12.22:15:36
今晩は、返信されたコメントを読んでいて、転居されるとのお話、驚きました。
改めまして、これまで本当にお世話になりましたことにお礼申し上げます。
大里さんに僕が中学生で初めてお会いした時に、とても丁寧に僕のつたない話を聞いて下さったのがとても嬉しかったことをよく覚えています。
先日大里さんのブログを読んで、また今度お会いして色々な鳥の話などが聞きたいなと思っていただけにとても残念です。
今年は早めに帰省するので、ご挨拶が出来ないかもしれません。
早めの挨拶になりますが、よいお年をお迎えください。
またお会いできる日を楽しみにしております。お体にお気をつけてお過ごしください。
oosato 2010/12/13.18:43:39
最初に森田さんとお話しした記憶があるのは上の池にシマアジが来た日でしたっけ?それとも、もっと前でしたか。
当時既に森田さんは鳥見歴5年。私は鳥類園に通い始めたばかりの駆け出し。
とは知らずに、何か失礼なことを言ってしまったのではなかったかと気になっています(^^;。
何かの折に、またふらりと葛西を訪れることがあるかもしれませんし、いつかお会いできる機会を楽しみにしております。私は、マメに珍鳥探索や遠征をする人間でもないので、平々凡々と日常の鳥見の様子をぽつぽつと発信できればいいなと思っています。
ではでは。



<< 10/31 11/02 11/03 11/05 11/10 11/16 11/23 11/28 12/05 12/12 12/26 01/12 01/13 01/14 01/16 >>