Kazz's FieldNote

野帳 〔2010年12月05日(日) の鳥見のーと〕

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*2010年12月
**12月05日
東京の潮位グラフ 2010/12/05
本日の潮位表
江戸川臨海の気象グラフ 2010/12/05
amedas
潮位と気象のデータは気象庁発表のものをgnuplotでグラフ化しています。データの著作権者は気象庁です。

森田君の引き立て役をしてしまいました(^^;;

嬉しいことに2008年5月3日の新左近川でのシロエリオオハム [Gavia pacifica] の観察記録日本野鳥の会東京「ユリカモメ12月号」に掲載していただきました。
でも、同時掲載されたのが臨海公園で良く出会う高校生森田君による東なぎさのアカアシカツオドリ [Sula sula] 発見という物凄い超レアもの記録で、私のは霞んでしまいました。スケッチも観察眼の確かな素晴らしいものです。いつも彼には脱帽させられます。
こんな素晴らしいレポートと並んで載ったことが嬉しいような、こそばゆいような。
年度こそ違いますが偶然同じ5月3日なんですね。この日付は葛西の野鳥の特異日なんでしょうか。

西葛西 13:30〜清新町緑地〜新長島川親水公園

01.カワラヒワ [Carduelis sinica]

例によって船堀街道のアキニレ街路樹。見回すだけで数十羽を数えることができました。
毎年初冬の一時期、清新町沿い船堀街道が「カワラヒワ街道」となるのが楽しみの一つです。
この街路樹の実を食い尽くすと、臨海公園に移動・分散してイネ科の種子で冬を越し、春から初夏に汐風の広場の菜の花畑で子育て、そして各所の田園地帯に……、などと想像が膨らんでいきます。

13.ツグミ [Turdus naumanni] (8)

まだ木の実が豊富なためか、ツグミ類も地上には降りてきません。
柿の実が熟して、オナガ、ヒヨドリ、メジロ、ツグミ、……と次々順番待ちをしているように訪れます。
さながら行列のできるレストラン。この木を眺めていると数分毎に鳥種が入れ替わり、楽しくて見飽きません。
ツグミの写真

16.ハイタカ属の……ツミ [Accipiter gularis] かハイタカ [Accipiter nisus] か……

キーキーと鋭い声が聞こえて、柿の木に群れていた20数羽のオナガが一瞬にして逃げました。
先日ツミ(と思われるもの)を見たのはこの柿の木のすぐ傍です。
残念ながら今日は姿を確認できませんでしたが、この一帯で圧倒的勢力を誇るオナガがそこまで反応するのは、少し珍しい気がします。
一説によると、ツミはオナガを襲わずオナガはツミを排除せず、共存共生するとか。そうなると声の主はツミじゃなくてハイタカなのかなぁ。
先日のツミは、アイリングが不明瞭、尾が長めでスリム等々からハイタカ幼鳥の可能性もあるとのご意見もいただきました。
あ〜、難しいです。

19.シラコバト [Streptopelia decaocto] (1)

なんかキジバトより細身で雰囲気が違って感じたので、念のため双眼鏡を向けてみたら。おおっと!驚きました。意外だったので図鑑を取り出して確認しているうちに飛び去って見失いました。区内では稀なようです。

新左近川親水公園 14:30〜

くまなく全域見たわけではないですが、例のヒドリガモのペアが見当たりません。気になります。
一昨日の大雨と強風の影響か、水は濁りペットボトルやビニール袋などの大量のゴミが浮遊しています。

葛西臨海公園臨海橋 15:20〜蓮池

27.マガモ [Anas platyrhynchos] (♂1♀1)

蓮池には毎年1〜2ペア見かけます。
マガモの写真 マガモの写真

水辺ライン発着所〜東なぎさ水路 15:50〜

葛西臨海公園鳥類園上の池 16:00〜16:30

44.コミミズク [Asio flammeus]

海岸から鳥類園に向かう途中、上の池上空をふわ〜りと飛ぶ猛禽が見えました。
チュウヒかなぁと、のんびり双眼鏡を向けて、ん?違う、首が短い、飛翔形も違う。ノスリの顔でもない。
その一瞬がシャッターチャンスだったのですが、エ〜?まさか〜、そんなものがと、ただ呆然と眺めてしまいました。私にとっては初見です。
上の池水族園寄りの葦原に隠れたようでした。
その後センター前で待っていると、16時17分、葦原から飛び立ち、ハシブトガラスにモビングされて、遠く遠く臨海町〜清新町から荒川上流方向に飛び去ってしまいました。あの方角で葦原のある場所は……荒川中土手?
11月3日に(Torio&Torikoの湾岸)Kさんご夫妻が下の池旧江戸川河口寄りで観察されていたようです。葛西では4年ぶりとのことでした。それと同一個体なんでしょうか。
写真はブレボケでまともに撮れていません。見事に写した方もいたのでどこかに載るかもしれません。
また、鳥類園スタッフO2さんがセンター2階からスコープと一眼レフで追っていたので、ブログに期待してます。
(写真は最後に飛び立ったとき。酷い写りでコミミと思ってみればそう見えなくもないレベルです)
コミミズクの写真
追記:
この一帯の都市開発が始まる1980年代には、コミミズクが数多く飛来していたとのお話を、葛西の野鳥を永く観察されている方からメールで教えていただきました。
私も、1970年代の江戸川区南部には環境調査で度々訪れていました。東西線以南は干潟が次々と埋め立てられ砂塵の舞う荒地でした。荒川放水路は川底のヘドロから常に異臭を放つガスが湧いていました。それはまさに戦後の復興と経済成長を象徴する光景でもありました。釣ってみたハゼは猛烈な石油の匂いで口にできませんでした。
いまでは荒川河口は多くの釣り人でにぎわっています。一方で東京下町・荒川流域の工場群は姿を消し、ひとときのバブル景気の夢を見たこの国の行く末は不透明です。一羽のコミミズクとの出会いから様々な思いが巡ってきました。
というわけで、コミミズクに熱狂のあまり、他の鳥は見ていません。以下ざっくりとセンター前から上の池側のみ。
kasai-birdsanc 様 2010/12/07.20:56:02
期待、ありがとうございます。本日アップします。(大原)
oosato 2010/12/07.21:51:20
大原さん、さっそくありがとうございます。
見ました。素敵です!参りました。
柿の木レストランやヒドリガモ捜索に時間を費やさずに鳥類園に直行していれば…。
でも、貴重種もいいけど普通種の日常を見るのが好きなんです…と、負け惜しみを言ってみます。
この日は、短時間でしたがシラコバト、コミミズクと想定外の嬉しい出会いがありました。
そして、ツミ?ハイタカ?は未だに判断がつかず、悩んでいます。何かヒントがあったら教えてください。ハイタカなんて飛んでいるところしか見たことはないので、正面から対面するとこんなに迷うものかと情けないです。



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